もし、マネちゃんズが3年の時にクソインみたいなのが来たら 1 ページ19
真波 山岳side.
それは…、まだ少し暑さが残る夏の終わりにやって来た
｢ぁ、あのぉ…自転車部のぉマネージャーに
…なりたくってぇ…｣
なんというか、ふわふわした女の子がそう言ってやってきた
生憎A先輩と有ちゃん先輩は今買い出し中でいない
すると、荒北さんが
｢アァ？マネージャー？｣
と威嚇している
本人は威嚇しているつもりは無いんだろうけど。
すると、東堂さんが口を開いた
｢マネージャーか！いいのではないか？2人も後釜を探していたようだしな｣
いつになく真面目な顔をする東堂さんに
なんとなく嫌な感じを覚え、俺はただ黙って先輩達の意見を聞いている
｢2人が帰ってきたらどうするか聞けばいい｣
そう言う福富さんの言葉でとりあえず、A先輩と有ちゃん先輩が帰ってくるのを待つことになった
｢ただいまー！！｣
｢ただいま戻りました…｣
しばらくすると元気な有ちゃん先輩と疲れたようなA先輩の声が聞こえた
｢おかえりなさい！｣
俺は2人を出迎える
俺の出迎えで何かを察し取った２人はさすがだ
有ちゃん先輩はさっさと中に入り
｢なんかあったの？｣
A先輩は俺にそう聞いてくる
俺は言葉を濁して笑顔を作る
先輩はちょっと嫌そうな顔をして、中に入る
すると、タダをこねる有ちゃん先輩の声が聞こえた
｢全く、何騒いでんの〜？｣
A先輩が呆れたように聞く
｢なんかこの子がー！！｣
そう言った有ちゃん先輩の言葉を遮って
｢あのぉ！A先輩ですよねぇ！マネージャーしてる先輩がかっこよくてぇ！自転車部マネージャーに希望したいんですけどぉ…！｣
手を握られそう迫られてるA先輩
先輩は綺麗な笑顔を作って言った
｢うん、ありがとう。ただね？人の話を遮るのはダメだよ？それから、マネージャー希望なら１週間テスト入部って形を取らせてもらえる？こっちも大変だからさ、見極めさせて貰うね？｣
｢仮入部みたいな感じですかぁ〜？｣
｢そうだね。１週間、頑張ってもらってそれで私と有で話し合って入ってもらうかは決めるから｣
｢何でですかぁ〜！？私、すぐに入部させてもらえないんですかぁ〜！？｣
｢私達は箱根学園自転車競技部なの。王者なの。背負ってるものが背負ってるものだけにマネージャーのことで選手に迷惑かけなくないから言ってるの。分かってくれるかな？｣
その子の話し方や態度にさすがのA先輩も笑顔が引きつっている
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よしはる(プロフ) - リノアさん» ありがとうございます!真波を可愛く書くことに全力を注いでいたらかっこよくなってくれないのが最近の悩みですw (2017年3月25日 1時) (
レス) id: 598fa7bcac (このIDを非表示/違反報告)
リノア - 真波がかわいいです(笑) バレンタインの話なんて男の子ってみんなそうなのかなとかおもしましたw (2017年3月23日 22時) (レス) id: 180bd39056 (このIDを非表示/違反報告)
yoshiharu1013(プロフ) - えむ★さん» ありがとうございます！私の文才不足で真波君の不思議チャンな部分があまり出てないのですが、彼は人懐っこい感じのイメージが強いですね！ (2017年3月18日 12時) (レス) id: 598fa7bcac (このIDを非表示/違反報告)
えむ★ - 真波くん、なつっこくて可愛いですね！面白いです！ (2017年3月17日 23時) (レス) id: 35ae39b3a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よしはる | 作成日時：2016年10月30日 22時
