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不安と変化 ページ10

赤


しばらくして小瀧は帰ったけど、俺の後ろから動こうとしない流星。



赤｢流星？｣




青｢…俺のこと、捨てたりせえへん？｣



顔を上げた流星の目は、うるっとしていて不安そう。



赤｢捨てるわけないやんか。｣



頭撫でると、とうとう涙がこぼれ落ちる。





青｢…でもっ、隠れててって言われたのに、見つかったし…｣



なんや、流星はずっとそれを気にしてたんか。



赤｢そんなこと気にせんでええよ。あいつ、流星と仲良くなりたいって言ってくれたやん。俺も怒ってへんし。｣



青｢…うん、｣



まだ納得してない様子の流星。

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作者名：ふわり | 作成日時：2023年8月14日 13時

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