Stimulation（赤×青） (ページ9)

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赤

桃｢ちょっとトイレ借りるわ。｣

赤｢ん、ええよ。｣

桃｢っえ、｣

しばらくして聞こえた小瀧の驚いた声。

…まさか。

桃｢ちょ、しげ。あっちに誰かおるで。｣

…見つかってもうたか。

しゃあない。

赤｢…流星〜？｣

名前を呼ぶと、申し訳なさそうに部屋に入ってくる。

桃｢え、誰？｣

青｢……ごめん。｣

隠れててって言うたからか、めっちゃ落ち込んでる。

赤｢そんなに落ち込まんといてや。｣

おいで、と手招きすると隣にやって来た。

小瀧になら知られても大丈夫やろ、そう思い流星の全てを説明した。

桃｢へー、そんなことあるんや。｣

桃｢流星くんやっけ？俺はしげの親友の望です。仲良くしてくれると嬉しいな。｣

控えめに頷く流星。

何かちょっと大人しい。

桃｢全然しげの後ろから動かへん。めっちゃ懐いてるやん。｣

赤｢へ？そうなんかな。｣

小瀧の言った通り流星は俺の後ろから動かへん。

…なんか可愛い。