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赤
青「だいき、今週仕事頑張ってたやん。」
赤「…うん、?」
仕事頑張ったことと、どう関係してるんや?
青「だから、その、…俺が出来ることないかなって。」
どう伝えたらいいか分からないのか、目をきょろきょろさせて言葉を探してる流星。
あ、もしかして。
赤「俺が疲れてるから気使ってくれたん?」
青「…ん、そう。」
そっか、流星なりに俺を労わろうとしてくれたんや。
人の姿になったのもきっと、俺のため。
嬉しくてにやけそうになる。
流星の不器用な優しさに、胸がぎゅっとなった。
今日は流星の優しさに甘えてみようかな。
赤「俺、流星にぎゅってしてほしい。」
青「え?」
赤「それだけで疲れ吹き飛ぶねん。あかん?」
すると、返事の代わりにぎゅっと抱きしめてくれた流星。
背中に腕を回すと、流星の鼓動や体温が伝わってくる。
それが心地よくて。
気づいた時には朝になっていた。
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作者名:ふわり | 作成日時:2023年8月14日 13時