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赤
近くに車を停めて、浜辺に降りる。
海のシーズン終わってるし、平日だから人がいない。
青｢きれい…｣
初めてリアルで見た海に、釘付けの流星。
キラキラしてる瞳、風でなびく髪の毛。
流星の全てが可愛くて、愛おしくて、後ろからそっと抱きしめる。
青｢…だいき、？｣
戸惑ったみたいやけど、前に回した手をぎゅっと握ってくれた。
秋の終わり頃なだけあって冷たくなってしまった手でさえも、何もかも愛おしい。
波の音と流星の鼓動、それだけが聞こえて。
まるで、2人だけの世界。
帰りの車、疲れたのかぐっすり眠ってる流星。
流星がいっぱい喜んでくれてよかった。
初めて気持ちを伝えたあの時よりもずっと、大きくなってく流星への気持ち。
いつか伝えられたらいいな。
♡♡
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作者名：ふわり | 作成日時：2023年8月14日 13時
