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・ ページ25

赤


赤｢…人の姿になってくれて、ありがとう。｣



青｢っ、｣



思ったことを伝えると泣きそうな顔になるけど、唇を噛んで堪えてる流星。





深く息を吸うと、ようやく目を合わせてくれた。







青｢…だいき、ずっと話しかけてくれるから。逃げたらあかんと思って、｣



赤｢それで人の姿になってくれたん？｣



小さく頷く流星。



赤｢そっか、ありがとう。｣



小瀧に言われた通り、諦めなくてよかった。


気持ちは流星に届いてたんや。





逃げずに向き合ってくれた流星。


言いたかったけど言えなかった気持ち、伝えるなら今しかない。

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作者名：ふわり | 作成日時：2023年8月14日 13時

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