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優しい親友 ページ21

赤


来客は同期で親友の小瀧だった。


久しぶりに来た小瀧も忙しかったようで、最近は話してすらなかった。



桃｢あれ、今日は猫の姿なんや。｣



赤｢…最近ずっとこのままやねん。｣



桃｢え、何かあったん？｣



あれから何回も考えた。





何で猫の姿のままなんやろ。




何で人の姿にならないんやろ。




あの言葉の意味は、何やったんやろ。




何回も何回も考えた。でも、





赤｢…何も分からへん、｣





桃｢しげさ、何でそんなに落ち込んでんの？｣



赤｢え？｣



桃｢流星くんって元々猫なんやろ？いつも通りに戻っただけやん。｣



赤｢それは…｣

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作者名：ふわり | 作成日時：2023年8月14日 13時

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