Stimulation（赤×青） (ページ3)

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赤

青｢なあ、お腹空いた。｣

赤｢あ、ちょっと待って。｣

昨日買ってきたキャットフードを出すと1粒ずつ食べてる。

人の姿でキャットフード食べてるの違和感しかない。

青｢…あのさ、そろそろ名前付けてほしいんやけど。｣

赤｢せや、忘れてた。｣

なんて付けよう。

整った顔にきらきらしてる目。

それはまるで星のようで。

赤｢…流星、は？｣

青｢まあ、悪くないやん。｣

これは喜んでるのか？

なんか、めっちゃツンデレやな。

青｢…なんて言うん。｣

赤｢え？｣

青｢名前。｣

あ、俺か。そういえば教えてなかった。

赤｢大毅。好きなように呼んでええよ。｣

青｢…だいき。｣

真っ直ぐ目を見つめて名前を呼ばれて。

滅多に下の名前で呼ばれないからか、少しどきってしてもうた。

青｢なあ、｣

赤｢ん？｣

青｢ひま。｣

赤｢…あ〜、｣

下唇突き出して不機嫌そうな流星。

何したらいいんやろ。

流石に猫は散歩せえへんよな。

…あ、そういえば。

赤｢猫じゃらしは？｣

青｢…そんなもんで遊ぶわけないやん。｣

試しに猫じゃらしを動かすと目で追ってる。

床に置いて動かすと手で掴もうとしていて。

めっちゃ猫やん。

さっきまで気づかんかったけどしっぽが動いてる。

可愛い。