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自覚 ページ12
赤
朝、目を覚ますと隣には猫の姿の流星。
いつもなら幸せな気持ちになるけど、今日は違う。
どうしても昨日のこと思い出して、もやもやしてしまう。
…寝て元に戻るわけないか。
流星は人の姿になれるけど、元は猫。
猫に恋するなんて、そんなことある…？
…でも、恋したらあかんなんてことはない。
猫やから何や。
猫でもええやんけ。
好きなら好き、それでええやん。
俺はもともと普通の幸せは求めてない。
流星さえ居れば、それだけで幸せや。
そう考えたら胸のもやもやが無くなった気がする。
…俺、ほんまに流星のこと好きになってたんや。
青｢…んん、…だいき、｣
…いつか、流星に伝える日は来るんかな。
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作者名：ふわり | 作成日時：2023年8月14日 13時
