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赤
2人で布団に入るも、もぞもぞ動いて落ち着きがない。
赤｢…どうした？眠れへん？｣
青｢……俺、冷たくしてまうのわざとじゃなくて
…上手く心開けないから、…だから捨てられた。｣
そっか。流星が冷たいのは理由があったんや。
赤｢…俺はちょっと冷たい流星も好きやで。｣
青｢え？｣
赤｢流星がたまに甘えてくれる時、すごい嬉しいんやもん。｣
青｢…だいきって変わってる。｣
赤｢そうかもしれへんな。笑｣
照れたように笑う流星。
すると、控えめにぎゅっと抱きつかれて。
…思わず、どきっとしてしまう。
1度意識してしまうと止まらなくて。
ずっと鳴り続ける胸の音。
…って、相手は猫や。
何で意識してんねん。
きっと気のせい、寝たら元に戻る。
そう自分に言い聞かせ、もやもやを抱えたまま眠りについた。
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作者名：ふわり | 作成日時：2023年8月14日 13時
