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緑
のんちゃんはしばらくして落ち着いたみたいで
桃｢しげ、しげが……おらんの、っ、消えてもうた…｣
と、声を震わせながらも教えてくれたが意味がわからへん。
しげがおらん？消えた？
後ろから肩をとんとん、と叩かれ振り向くと
橙｢しげが消えた、ってどういうこと？｣
いつの間にか来ていた照史。
緑｢俺らも分からへん。｣
橙｢あ、そういえば。しげ、前の仕事が押して少し遅れるってマネージャーさんが言うてたで。｣
緑｢え、しげ遅れるん？｣
紫｢…これ、やばいんちゃう？｣
再び泣き出しそうなのんちゃんに、みんな焦り出す。
青｢…望はなんの話してるんやろ。｣
せや、『しげが消えた』の意味が分からへん。
黄｢…もしかして、夢とか？｣
夢か…
確かに、夢ならありえるかも。
…いや、夢しかありえへん。
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作者名：このは | 作成日時：2021年3月13日 17時
