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桃


今日は7人での仕事。

やけど、楽屋は妙に静か。



…あれ、しげおらんやん。

みんな揃ってる中、しげだけがおらんのは珍しい。




桃｢なあ、しげ遅ない？｣



緑｢確かに。｣



橙｢…なんかあったんちゃうか？｣



少し焦り始めたその時、ドアが開いた。

入ってきたのはしげやった。




桃｢しげ、おはよ。｣



赤｢…っ、｣



目が合ったと思ったら、今にも泣きそうな顔で近づいてくるしげ。



赤｢こたき、｣



桃｢え、どうしたん？｣



みんなは気を利かせて楽屋を出ていき、俺としげの2人きりに。

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作者名：このは | 作成日時：2021年3月13日 17時

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