第57話 ページ12
パッと見、戦況は結構良くなった
ずっと前線に立っていた幹部達が交代で休憩できるほど
私はルナに乗って銃を撃っているだけだから、あまり体力は消耗しない方なのだが、
寝ていたせいか体力が明らかに落ちている
前半で無理をしすぎたのか、楽になってきた後半でも1時間動けば息が切れるほど
みんなよりも楽なはずなのに、面目無い…
『ﾋｭｰ、ﾋｭｰ……』
呼吸が苦しい…
でも予定では、もうすぐなはず、！
zm＜「城の制圧完了!!
ロボロが今ハッキングしたデータ送っとるはずやで！」
その声に、皆が歓喜する
やはり、これ程の兵を送っているということは警備を薄くしていたのだろう
最初は幹部がゾムさんとロボロさんだけで心配したのだが、無事制圧出来たなら良かった
gr＜「A、連絡は聞いたな？
あとは大丈夫だから下がれ！」
正直、息も絶え絶えだから、その言葉に頷こうとした
けれど、視界の端に最悪の出来事が起きたのを捉えた
『ルナ、走って!!』
目の前にいるアリシアさんとコネシマさん
その近くには小型の爆弾が
2人はそれに気づいていない
声をかけるにしても、もう遅い
ルナから飛び降りるようにして、2人の服を掴んだ
『ルナ!!!!』
体は宙を待ったまま、2人をルナの方に投げる
kn&ar「「!!!!!!」」
ルナが頑張って2人を引っ張っている
私は、2人がいた場所に投げた反動として落ちていく
あぁ、夢の中で沈んでいた時は良かったのに
今は、もう沈みたくない…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 302人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
時雨 - 泣きました (2021年1月6日 13時) (
レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
ブンブン(プロフ) - か、感動 (2019年12月29日 17時) (レス) id: 4a511d68cf (このIDを非表示/違反報告)
みかんの皮 - これで感動しない奴は、コネシマよりも心がないことになるゾォ？私は、バッチリ感動しましたね（真顔） (2019年12月19日 23時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)
meika(プロフ) - あ、あれ？目からアラル海が、、、？あれ？((語彙力が来い)) (2019年12月7日 15時) (レス) id: 857b9cc073 (このIDを非表示/違反報告)
たう - これは泣きます。更新頑張ってください！ (2019年11月30日 15時) (レス) id: ada02683d6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月影ハロウ | 作成日時：2019年11月29日 16時
