36話▼ ページ38
馬車は、街の端の裏路地の手前で止まる
gy「どうやら客は指定された時間に到着しなければならないらしい」
『という事は、到着はバラバラなのですね』
周りを見ると、警備も薄く、街の端ということもあり人影も無い
あまり慣れていない行動をとると怪しまれるだろう
そう思い、堂々と胸を張って入る事にした
会場である建物はビル
高くはないが、中はとても広くなっている
「9:45に到着の、××様ですね
会場は2階、念の為に荷物検査を致しますのでエレベーターに乗る前にあちらへ」
下卑た笑いをうかべ、見た目だけをつくろっている男に案内され、荷物検査の場所へ
「_____はい、問題ございません
ではごゆっくりと」
荷物検査をした人はあまり表情がない…と言うよりなにかに絶望しているように見えた
見たところ、10代ぐらいだったので、何かあるのかもしれない
そう考えながら、グレイシアとエレベーターに乗る
gy「監視カメラ、音は拾わないタイプだから、大丈夫か…」
上を見ると、資料で見たタイプの監視カメラがあった
『なんだか、気分が悪くなるところですね』
表情を変えないように、心のうちを話す
gy「ショッピとやらを助けるためだ
なんなら、お前だけ抜けてもいいんだぞ？」
『いえ、私が助けると決めたので』
腹を決め、必ず助け出そう
そう意気込んだ
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有(プロフ) - 好きです。これからも無理せず更新頑張ってください。 (2019年7月18日 15時) (
レス) id: 3b3f8a8c71 (このIDを非表示/違反報告)
月楼 永夜(プロフ) - ングッ！こっ…これは！素晴らしい作品の予感…！頑張って下さい！応援してますぅぅぅ！ (2019年7月17日 19時) (レス) id: 448baec34e (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ(プロフ) - 凄いです！応援してます！頑張ってください！ (2019年7月16日 20時) (レス) id: ed58847328 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月影ハロウ | 作成日時：2019年7月16日 17時
