21話▼ ページ23
歩く際、護衛の方をつけられそうになったが、騎士の方は別の要件があるはずだから、と断った
まず向かったのは田畑の方
『やはり、枯れてしまってますね……』
土を見ると、それなりにいいものだし、肥料や場所も良い
それなのに、何故これほどまでに枯れてしまっているのだろうか
「聖女様、どうされました？」
近くに老人が腰かける
『いえ、土や肥料もいいのに、なぜ枯れてしまったのだろうと思いまして…』
「なぁに、簡単なことですよ…
ここら辺の水道を管理している方が、変な理由をつけて水を値上げしたんじゃ…
雨もここら辺は少ないし…」
『なんて酷いことを…』
この地区では働く場所自体が少ない
だから、自給自足が大切になってくる
それで水道を止められてしまっては……
『…話は王様の方から付けてもらいます。絶対に。』
私は言い切り、老人の手を取り握った
『他にも、何かあれば言ってください
こんなの、酷すぎます…』
「ありがとうございます…
他にはなにも…
ですが、子供達が退屈してしまいますので、時折遊びに来てくださればなにも」
私は強く頷いた
騎士の方に声をかけられ、もう帰らなければならないと言われた
執事さんと鬱くんにも声をかけ、馬車に乗って帰った
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿
(grside)
Aさんとの約束を守るため、シャオロンがキッチンに近づこうとしたのを阻止し、
ひとらんの刀は危ないからと、Aさんの部屋に置いた
レイさんの手伝いもし、今はおやつの時間がすぎた4時ぐらい
皆で仲良く遊ぶはず……だった
gr「………………」ｼﾞｰ
gy「………………」ｼﾞｰ
tn「さっきから何しとるん？」
こいつは敵だゾ!!
いつもAさんと2人でいる!!!!
gy「フッ、ハハハハ!!
いや〜これまた面白いガキだな」
前会った時とは違う口調で話し始める王様
gr「き、今日はAさんは居ないゾ！｣
gy「おう、知ってる
Aに仕事渡したの俺だしな」
そう言うと、皆王様を睨みつける
gr「トン氏！
やっぱりこいつ敵だ!!!!」
トン氏は睨むのをやめて呆れた顔をして俺の頭を掴んだ
tn「せやけど、グレイシア様は王様でA様は使えてる身やからしゃーないやろ？」
頭を下げさせられる
gy「うーん、まあ1人の旧友に頼んだに過ぎないのだがな」
『あらあら、グレイシア
うちの子に意地悪するなら帰っていただけます？』
gy「ｹﾞｯ…」
俺の、大好きな人の声と足音が聞こえた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 515人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
有(プロフ) - 好きです。これからも無理せず更新頑張ってください。 (2019年7月18日 15時) (
レス) id: 3b3f8a8c71 (このIDを非表示/違反報告)
月楼 永夜(プロフ) - ングッ！こっ…これは！素晴らしい作品の予感…！頑張って下さい！応援してますぅぅぅ！ (2019年7月17日 19時) (レス) id: 448baec34e (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ(プロフ) - 凄いです！応援してます！頑張ってください！ (2019年7月16日 20時) (レス) id: ed58847328 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月影ハロウ | 作成日時：2019年7月16日 17時
