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入店。 ページ1
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『お待たせしました、アイスコーヒーです。』
｢……っす。｣
ふわり香る珈琲、
カウンター越しに伸びる細く白い腕、
ニコリとも笑わず仕事をする女性。
どうやら俺は、この人に恋愛感情というものを抱いてしまったようで。
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『お待たせしました、アイスコーヒーです。』
｢……っす。｣
カウンター越しの目の前でノートを広げ、文房具を広げ、アイスコーヒーを頼む人。
いつも決まってこの席で、いつも一人でコーヒーを頼む。
………………不思議な人だなあ。
仕事の邪魔をしてくるとかそういうんじゃないから、良いけど。
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作者名：NPC | 作成日時：2020年4月13日 16時
