9話 ページ10
渡したいものがあんねん、と言われ、あそこでは確実に人目に付くので近くのカフェに連れて行った。
何だろうか、渡したいものとは。
まさか、ニキから何か渡されたのだろうか……?
「これ、あんたのやろ」
そう言いテーブルに置かれたのは、小さい頃からずっと大切にしてきたチャームだった。
私はすぐさまそのチャームを取り、「ありがとうございます」とお礼を言いながらリュックにしまった。あれ相当年季入ってたからな……
「で。今日はこれ渡すだけが用じゃないねん」
『え……』
何ですか、そう聞こうとした時、すっと目を細めた桜河さんが口を開いた。
「あんたとニキはんの間に、何があったん?」
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涙 - 日宮さん» 日宮さん、最後までご愛読ありがとうございました。そう言って頂き恐縮です…!ありがとうございます。 (2020年4月20日 7時) (レス) id: 394661b33d (このIDを非表示/違反報告)
日宮(プロフ) - 涙さん» 最後まで読みました!36話で涙抑えられなくなるぐらい、素敵なお話でした。ありがとうございました。 (2020年4月19日 19時) (レス) id: dfd4153195 (このIDを非表示/違反報告)
涙 - 日宮さん» すみません!書きミスです…修正致しました!きちんとお話は繋がっているので、よろしくお願いします。 (2020年4月19日 19時) (レス) id: 394661b33d (このIDを非表示/違反報告)
日宮(プロフ) - 35話目非公開中でしょうか……? (2020年4月19日 18時) (レス) id: dfd4153195 (このIDを非表示/違反報告)
涙 - みむさん» みむさんありがとうございます…!とても励みになります。ご指摘ありがとうございます。修正致しました。これからもよろしくお願いします。 (2020年3月29日 17時) (レス) id: 394661b33d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:西宮 | 作成日時:2020年3月24日 16時