乃木坂46とわたし。

#沙友理とわたし。/会いに来てよ。 ページ8

Aside(乃木坂461期生)



「うー……沙友理ー。」



付き合い始めて2年目。

もう私と沙友理は2週間以上会っていない。

まあ、沙友理は可愛いし？

皆から愛されてるし？

面白いし？

なんて強がってみた所で寂しさはきえない。


「うわー、なんも無いじゃん。」



夕飯でも食べようと冷蔵庫を開くと全くと言っていいほど食材が入っていなかった。



「買いに行くか。」


と私は渋々腰を上げた。


近くのスーパーに行って適当に食材を買う。

今日は沙友理打ち上げって言ってから1人分でいいよね。

なんて考えていると…



？「だ〜れだ？」



突如現れた愛しい人の声。



「え、沙友理？」

松村「あー、バレたかぁー。」

「え、今日打ち上げって！」



口を塞がれる。



松村「しー、バレちゃうでしょ？」

そう言ったきり私の手からカゴを奪い取って黙々と食材を入れていく。

買い終わった沙友理は満足気に笑うと私の手を取って走り出す。



「え、ちょっと沙友理！？」



ガチャ！バタン！



沙友理は乱暴にドアを閉めると私にいわゆる壁ドンをしてキスをした。



「んっ、沙友理なんで？」

松村「Aに会いたかったから早めに帰ってきちゃった♡しかも料理できないくせに料理しようとしてるし。」

「私だって、料理くらい……」



できるよ。そう言いかけた所で



松村「はいはい、分かったよ。もう、今日はAの好きなオムライス作ってあげるから。」

「手伝うよ。」

松村「いーの。Aは座ってて？それにAの手が傷ついたらまちゅが悲しい。」



沙友理はいつもこうやって頑固な私に上手く対応してくれる。



「しょうがないな、分かったよ。」

松村「ふふ、いい子」



うちの彼女は今日も可愛いです。

to be continued……

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