乃木坂46とわたし。

#麻衣とわたし。/優しい彼女。 ページ7

Aside(乃木坂461期生)

私の恋人は優しいです。

凄くすごーく、優しいです。



私が楽屋でゲームをしていると、

白石「あ！そのゲームAが撮影してる間にやっててあげるよ！」

と言ってくれて。


私が嫌いな人参を避けて食べていると、

白石「A、人参嫌いなんだよね。食べてあげよっか？」

と微笑みをくれて。


私が酔っ払った美彩にダル絡みされていると、

白石「もう、美彩！Aが嫌がってるでしょ！」

と怒ってくれて。


私が失敗して泣いていると、

白石「誰にでも失敗はあるよ。私と一緒に練習しよ？」

と手を差し伸べてくれる。



生田「Aー♪」



ある日の楽屋。

そう言って生ちゃんは抱きついてくる。



「ふふ、どうしたの？」

生田「何となく、甘えたい気分！」

「可愛いね。絵梨花は。」

生田「Aの方が可愛いよ！」


ㄘゅ♡


生ちゃんは唇の少し横にキスをする。

傍から見たら本当にキスしたように見えるかもしれない。

恋人持ちの私がこんなことしていいのか、という考えが脳裏をちらついた。

しかし、まあ、優しいまいやんなら許してくれるでしょ、そんな安易な考えがいけなかったのだと思う。



「ただいまー！」

白石「ん、おかえり。」



いつもなら「おかえりー！！」といって抱きしめてくるのに。



白石「A、そこ座って。」

「なんで？」

白石「今日、楽屋で生ちゃんと何してた？」

「あ、えっと、、、」

白石「キスしてたよね？」

「ごめんなさい！！」

白石「はぁ、Aは私のモノだってちゃんと分からせないとね。」

「キャッ、ちょっとまいやん？」



まいやんは私をお姫様抱っこして寝室まで運ぶ。



白石「麻衣って呼んでよ。」

「ま、い？」

白石「ん、」

「麻衣、何するの？」

白石「ここまで来たら分かるでしょ。今日は寝かせないから。ﾆｬｯ」



私の恋人は優しいです。

けど、凄く、すごーく嫉妬深いです。



私の彼女は今日も可愛いです。

to be continued……




おまけ。



「痛っ、、」

生田「何？A、腰いたいの？」

「うん、君のせいでね！」

生田「ほえ？どういうこと？」

松村「生ちゃん。それ以上聞かない方がええで。」

生田「えー、なんでー？」

松村「昨日はお熱かったんやなぁ笑」

「馬鹿//さゆりん。」

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