乃木坂46とわたし。

# ページ4

岩本side



Aさんは可愛い。

とにかく可愛い。

ライブ中立ち位置を忘れてアタフタしている姿も、

蓮加に必死でアピールしても塩対応だった時のしょんぼり顔も、

白石さんに抱き着いて蓮加を嫉妬させちゃう所も、

蓮加がアピールしても気づかない所も全部が可愛い。



与田「Aさんまだ気づかないと？」

岩本「うん、もう面白いくらい。」



殆どのメンバーは蓮加がAさんのこと好きってことに気付いている。

なのにAさんは気付かないどころか与田ちゃんことが好きだとか思ってるらしい。

もう、鈍感すぎるよー！

そんなことを思っていると



「蓮加、今日バス、隣なろ。」



上から大好きな声が降ってきた。

急にどうしたのかと思い、顔を上げると後ろでニヤニヤしている白石さんと松村さんが目に入った。

何か吹き込んだのか。

というか、いつの間に松村さんも加勢したんだ。

今日はいつになくバスが静かだ。

いつもなら生田さん達が騒いで注意されている頃なのに。

この緊張感の原因はきっとAさんと蓮加。

Aさんはさっきからスマホとにらめっこしている。

きっと白石さん辺りに「告白って、どうすればいいの！？」なんて送っているのだろう。

きっとこの後蓮加はAさんに告白される。

しかし、ヘタレなAさんは中々口火を切らない。

すると、



「蓮加！」



Aさんが急に車内に響く大きな声で叫んだ。



「すきだょ。だから！付き合ってくださぃ。」



徐々に声が小さくなる。

いかにヘタレらしい告白の仕方。

でもそんな所がすき。



岩本「はい、蓮加も好きです。」



車内は歓喜に包まれる。

『やっとだよー！』

『長かったね。』

『まぁ、Aはヘタレだからね。笑』



「蓮加、大好きだよ。」

耳元で囁くAさん。

「A、愛してるよ！」

「なっ…！」



うちの彼女は今日も可愛いです。

To Be Continued……


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はじめまして！作者のぱん。です！

乃木オタ歴3年目にしてついに小説に手を出してしまいました……！

駄作ですが、暖かく見守って頂けると幸いです。

『 私／僕も乃木坂46好きです！』

という方がいらっしゃいましたらぜひお話しましょう！

これからも「乃木坂46とわたし。」をよろしくお願いします！


ぱん。

#あやめとわたし。/控えめＶＳ控えめ。→←#蓮加とわたし。/一枚上手。

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