見習い神様始めました【原神】 (ページ6)

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蛍「A危ない！」

グイッと後ろから蛍に腕を引っ張られてそのまま尻餅ついた。ちょっと痛い

「何…？…あぁ…」

蛍の急すぎる行動に少し驚きつつ顔をあげると、どこからともなく片手剣を取り出した蛍がヒルチャールと呼ばれる魔物と戦っていた

そういえば蛍はこの世界では珍しい神の目がなくても元素を扱える人間だったっけ…

…うん。確かに珍しい。滅多にいない。なんなら初めて見た。神や天使とか人間じゃない者は普通に使ってたりするけど、神の目を持たない人間が元素を扱えるのは本当に凄い事だ

今までそんなの存在しないと思ってたけど…こう…天界から、今目の前で見たら信じるしかないでしょ。改めてつきつけられた感じ

ていうかなんで神様は"全元素を扱える"のにも関わらず僕に人間界で全元素の神の目を集めろなんて言ったんだろうね

蛍「わっ…！」

"私が守る！"とか言っときながら早速負けそうじゃん…まぁ…数多いもんね。仕方ない…手を貸してやりますか…

「蛍」
蛍「Aっ…危ないから…さがってて…！！」
「危ないのは蛍。ホラ、こっち来て」

先程、蛍にやられた様に蛍の腕を引っ張り抱き寄せて蛍が怪我しないように翼で蛍を包む

「さて…君達は…うん。ばいばーい」

ヒルチャールの足元で風を発生させながら別れを告げる。

だんだん大きくなっていく風はいつしか暴風となり大勢いたヒルチャールを蹴散らした

…わーこわい。これからはあまり使わないでおこう…

「蛍。怪我、無い？」
蛍「無いよ。うん。無い…」
「…よかった」
蛍「え、待って…イケメン過ぎて辛い…」

両手で顔を押さえる蛍。怪我なくてよかった

＊＊＊
追加設定：イケメン？

初期設定変更：全元素使用可能だが基本使わない