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母「 行かなあかんとこあるからもう行くわな!
小瀧くん、大毅と仲良うしたってな〜 笑 」










桃「 はい!! 」









じゃあね〜と 病室 を出ていったおかん 。









いや、何喋ろって言うねん 、









桃「 ずっと気になってたんやけどさ!

重岡くんはなんでここに 入院 してるん? 」









『 俺、ちっちゃい時から 病気 やねん 。

もうすぐ死ぬんやって、…… 』









は、俺なんでこんなん話してんねん 、









『 ははっ、ごめんな、』











桃「 死ぬまで時間ないんやったらさ、」









『 ん、? 』









桃 「 重岡くんが 元気 なって、退院出来るまで俺がずーっとここにおったる!!」









『 やから、もうすぐ死ぬって、』









桃「 そんなん分からへんやん!

5年後、元気に生きてる かも知らんねんで? 」









『 そうやけど、』









桃「 今のうちにやりたいこといーっぱいやらな!」








『 ……………俺な、桜、見たい、ねん 。』









おかんにも言うた事なかった。











いつも迷惑掛けて 無理 させてんのに、俺の願い事 で更に無理させてまうから 。









でも、何故かキミなら、ちっぽけな俺の願い を叶えてくれそうな気がした 。





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作者名:みかん | 作成日時:2018年11月3日 15時

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