プロローグ ページ1
零「君は本当に何者なんだい?」
V「ワタシハワタシデスヨ。シカシスコシザンネンデスネ…」
コンパスの世界は歪み始めている。
管理ロボ達は狂いお互いに壊しあっている。
零夜とVoidollの間に起こるこの空間。
『いったい何が…』
零「早くみんなの魂を解放してあげてくれないか」
V「ナンノコトデショウ。キケンウイルスカンチ、タダチニショウメツセヨ」
零「ウイルス扱いとは酷いね君は」
ふと零夜はうちを見た。
ニコッと微笑む程に口パクで「もう大丈夫だよ」と言う。確かではないでもそうとしか読み取れなかった。
零「これで君の悪巧みは終わりだよ」
そう言った瞬間世界はパキパキと音を立てて散った。
零夜、Voidoll以外のヒーロー達はなにが起こったかも知らずに消えた。
気づいたら真っ白な空間。
目の前には零夜。
零「これで君達は自由だよ。これは僕からお詫びだよ新しい人生楽しんできてね」
『待って。なにがどうなったのか教えて』
零「コンパスの世界でもそうだったけど君って本当になんでも知らないと気が済まないね」
+++
コンパス戦闘摂理解析システムの世界は謎が多かった。
なぜ色んな世界線の人達が集まるのか
よくよく思い出せばうちはとっくに死んでいたのだ。
零夜いわくVoidollがまだ使えると考えた魂をVoidollご作った世界、コンパスの世界に閉じ込めていた。
理由はよくわからない。
+++
零「これで分かったかい?」
『多少は分かったけどお詫びってなに』
零「僕は元々君たちを救うため魂を解放するためこの世界に潜り込みヒーローとしてやってきたんだ。解放した後どうするか考えたんだ。そして元の世界に戻してやろうと考えたんだ。だから新しい体をお詫びとしてあげるんだよ。元の世界に戻れるんだ。安心して外見等は変わらないから」
なるほどよく分からない
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作者名:NOMO消し【背後に消しゴム】 | 作成日時:2019年12月28日 10時