7.LIVE ページ8
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東京3日目 LIVE当日
現在16:00
開場は17:00
私たちJr.は朝からの最終リハを終えて
今は各自で最終調整中。
『謙杜ちょっと背中押してくれん？』
「おっけー。うお！柔らか！俺押す意味ある？！」
『ちゃうやん、こっからぐいーーって』
「あ、こっからやな。おっけおっけ」
謙杜が声でかいせいで
東京のJr.さんにちらっと見られたけど
これでも真面目にストレッチしてんねん。
「なぁ、Aっていっつもこの黒いの着てるよな」
『あー、うん』
「なんでなん？」
『昔肋骨痛めて、これはその補強というかコルセット的なやつやねん』
なべシャツを指摘された時用に
ジャニーさんが考えた言い訳。
こんな嘘をつかなあかんのが心苦しい。
「そうなんや。無理したあかんよ」
『ん、ありがとう』
そうこうしているうちに時間は流れ
ついにLIVEが始まった。
私たちなにわ男子はバックダンサーとして数曲踊って
トーク中は小物を運んで、と
せっせとJr.の仕事をこなした。
楽しい時間はあっという間で
気づけばアンコールのラスト一曲。
ラストはJr.全員が出て会場を走り回る。
私も謙杜と一緒に花道を手を振りながら走っていた。
と、その時。
突然 脚に痛みとともに違和感が襲って
次の瞬間、思いっきり地面に身体を打ちつけられた。
長尾「A！！」
謙杜の声と同時に、近くの客席から悲鳴があがる。
え、なに？何が起きたん？
突然のことで何が起きたのか理解できん。
客席から心配の声があがる中
ひとつだけ、違う言葉が微かに聞こえた。
「ごめんなさい！」
ハッとして脚元を見ると、何故かペンライトが。
あーなるほど。
どうやらお客さんの手からペンライトが飛んできて
運悪く私の脚の間に挟まってこけたらしい。
客席を見ると、一瞬で声の主が分かるくらい
申し訳なさそうな顔をしてる子がおった。
すぐにそれを拾って電源をつける。
『ごめんな〜壊れてなくてよかった！はい！』
ペンライトをお客さんに返してあげると
その子は泣きそうな顔でまた謝ってきた
『大丈夫やで！ほら、せっかくのLIVEやねんから最後まで楽しんで！笑って！』
そう言って笑いかけたら少しだけ笑ってくれた。
よかった。
それから駆け付けてくれた謙杜に
『誰が運動神経悪いねん！！』
長尾「言うてへんわ！」
ボケたらその子だけじゃなく
周りのお客さんも笑ってくれて事なきを得た。
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なにふぁむ(プロフ) - いいんじゃないですか？ (2022年3月13日 1時) (
レス) @page31 id: 74fdc09f63 (このIDを非表示/違反報告)
大福 - めちゃくちゃ面白いです！！！更新楽しみに待ってます^ - ^ (2022年2月13日 17時) (レス) @page16 id: 71bdedb5c9 (このIDを非表示/違反報告)
み - 続き毎回めっちゃ楽しみにしてます！ (2022年2月11日 10時) (レス) id: 1aeba4a6e7 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 更新楽しみにしてます！ (2022年2月4日 16時) (レス) id: c42a20082e (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 面白いです！更新楽しみにしてます！ (2022年2月4日 16時) (レス) @page7 id: 3069919d01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：oooRooo | 作成日時：2022年2月1日 2時
