記憶欠落少女と七つの大罪 (ページ31)

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29話ページ31

『君がエレイン...？』
エレイン「っ！A！？」
『やっぱり君がエレインなんだね...』
エレイン「どうしてここに！？」
『君に聞きたいことがあるの』
エレイン「聞きたいこと？」
『うん...僕君に会ったことないのに君のこと知ってるの...』
エレイン「記憶がないってこと？」
『多分ね...』
エレイン「そっか...兄さんにもあったことも忘れてるの？」
『兄さん？』
エレイン「えぇ...今戦ってるキングよ」
『キングさんが？』
エレイン「えぇ...私は知ってるあなたは私の願いを叶えてくれることをあなたは自分のためよりも誰かのために力を発揮できるから妹(わたし)のためだけではなくあなたを求める仲間のため...私は知ってるあなたな誰より優しいことを...焼き尽くされた故郷の前で自分を責め私と民のために涙を流し続けていたわ...私は知ってるあなたの計り知れないその魔力(ちから)を―――かつて人間の王国は妖精王の納める森と平和を結んでいたそれは必ずしも友好の証だけではなく互いに干渉しないようにとの密約でもあったでも人が何より畏れたのは...何人の侵入も拒み恐怖を与えた妖精の魔力(ちから) “キング”真の名を―――」
『妖精王ハーレクイン...』
エレイン「思い出した？」
『んーんでもハーレクインって名前は知ってる...気がする』
エレイン「そっか...ゆっくり思い出していけば良いよ」
『君もそういうこと言う...(ﾑｽｯ』
エレイン「ほらみんなのところ行っておいでA」
『うん...』
僕はみんなの所に行った

エレインとバンさん達が何か話しててその後に僕の方に向いた

『また...会える？』
エレイン「どうかな」
『会えたら...また話そうね...』
エレイン「えぇ！」
『じゃぁね』
エレイン「じゃぁね」

エレインの笑顔と共に僕達は戻ってきた