記憶欠落少女と七つの大罪 (ページ24)

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22話ページ24

『マスターのことを守るのはいいけどどうやって？』
エリザベス「メリオダス様もAの事も私が必ずお守りします！」
ダナ「患者の容体はどうですか？」
エリザベス「ダナ先生の調合してくださったお薬でぐっすりです」
『ねぇ...』
ダナ「はい？」
『なんの薬を配合したの...？』
ダナ「「トリカブ」「ベラドンナ」「ミドリゲンセイ」「ヒヨスの葉」の毒別配合です」
エリザベス「それがどうかしたの？」
『ねぇ...それって...劇毒...じゃない？』
「よくお分かりで...ダナ君御苦労様」
エリザベス「傷を癒すための薬ではなかったのですか！？」
「いくら我々と言えど〈七つの大罪〉と正面からぶつかれば無事では済みませんからね...それに王国は「目的」を果たすためなら手段は問わぬと...」
『...誰なの姿を見せない！』
ゴルギウス「お初にお目にかかります我は〈不気味な牙〉(ウィアード・ファング)の1人聖騎士ゴルギウス...」
エリザベス「聖騎士！」
ホーク「こいつ...どっか現れやがった！？」
ゴルギウス「エリザベス王女...御身をお迎えにあがりました...そしてA王女...貴方を殺しにあがりした...」グサッ
『かはっ...なに...を...』
エリザベス「A！Aに何をするのです！」
ゴルギウス「彼女には生きててもらっては困るのですよ」
『僕が...なにを...し...た...』バタッ
僕はそこで倒れてしまった
ゴルギウス「それと―――この剣を...〈七つの大罪〉メリオダス...これは貴殿が所持しても無意味なものですお返し頂きましょう」
エリザベス「やめて！メリオダス様に何をするの！」
ゴルギウスは王女さんを突き飛ばし剣を手に入れた
ゴルギウス「いひひ...なるほどこの剣ですか...」
すると意識不明で下手したら死んでるかもしれないマスターが起き上がりゴルギウスが持っていた剣を握っていた
『マ...スター...』
ダナ「ば、バカな...劇毒でとうに意識はないはず！」
ゴルギウス「死に損ないが剣から手を離しなさい！」
メリオダス「この剣は死んでも離すわけにはいかねぇ...それがオレに出来る唯一の償いなんだ！」
『黒の...紋...章...？』ズキッ
あれ...あの紋章どこかで...
――――――

『――オレ...――なんだ』
『ごめん...――』

――――――

今の...誰...？
でも何処か懐かしい...

エリザベス「メリオダス様...Aが...」