記憶欠落少女と七つの大罪 (ページ20)

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18話ページ20

「ようやく会えたな〈七つの大罪〉」
ディアンヌ「この力...こいつは！」
メリオダス「あぁ間違いねぇ聖騎士だ」
『この人...』
エリザベス「ギルサンダーどうしてあなたが！」
メリオダス「エリザベス知り合いか？」
エリザベス「彼は...聖騎士ギルサンダー...国王の...父の側近の聖騎士です...」
メリオダス「ギルサンダー？どっかで聞き覚えが...」
エリザベス「昔から私とAを実と妹のように可愛がってくれた私達にとっても兄のような人なんです」

メリオダス「なぁ...この雷バーニャの村で水をせき止めたのも村を吹っ飛ばそうとしたのもお前だろ？」
エリザベス「メリオダス様！それは酷い言いがかりです！」
『いや、マスターの言う通りだと思うよ...』
エリザベス「Aまで！彼はそんなことが出来る人じゃ―――」
ギルサンダー「(睨」
エリザベス「ゾクッ」
ギルサンダー「エリザベス...王国はお前の保護を最優先している...が私には興味のない話だお前が死のうと生きようと―――それより私が気になるのは...」
そう言うとギルサンダー？は僕の前までやってきた
ギルサンダー「お前はなぜ生きている...A」
『えっ...？』
この人も僕の事を知ってる...？
ギルサンダー「お前は私達聖騎士が殺したはず手なのに何故生きている...」
メリオダス「Aを...？」
ディアンヌ「殺した...？」
ギルサンダー「まぁいい生きているなら連れて帰るまでだ...」
ギルサンダーはそう言うと僕の縛を解き連れて行こうとしたけどそれをマスターが止めた

メリオダス「此奴は渡さねーよ」
ギルサンダー「......聖騎士(われわれ)が何故〈七つの大罪〉(きさまら)の首を狙うか知っているか？」
阻止したマスターに向かってギルサンダーは剣を突き立て問うた
メリオダス「さーな身に覚えがねーことは知りようねぇ」
ギルサンダー「王国転覆を謀った裏切りの騎士団への粛清と唱えるものが半分...かつての“伝説”と戦い己の強さを証明したいと考えるものがもう半分」
メリオダス「んで、お前はどっちなわけ？」
ギルサンダー「両方だ。10年前...聖騎士最強と呼ばれた聖騎士長ザラトラス―――私の父を殺した貴様らへの報復とその貴様らを殺すことで父を超えたか証明するためだ」
『殺した...？マスター達が...？』
メリオダス「聖騎士長の息子って...あ、思い出した！ギル坊！」