終わりや… ページ24
あ『いつから…居たん…?』
誤解されたらどうしよう。
あの告白が嘘やったって思われたらどうしよう。
いろんなことが頭に浮かんで声が震えた。
望『お前…さいてーだな。』
あ『え?』
望『流星のこと好きなら、俺に好きとか言うなや。』
あ『ちゃう……ちゃう…!』
望『何がちゃうねん。キスしとったやんけ。』
あ『あれは…!』
望『言い訳なんて聞きたない。ええよ別に。俺、お前のこと嫌いやし。』
あ『…………。』
今…なんて……。
望『ほら流星。お前の彼女さん泣いてるで。はよ慰めてやり。』
望は歩き始める。
待って。望……。
そう言いたいのに…声が出ない。
涙がどんどん溢れてくる。
流『おい。望。』
望『なに?』
流『どっちがさいてーか、よう考えてみぃ。』
望『は?どう考えてもAやろ。』
流『呆れたわ。望には。』
望『勝手に呆れてればええやん。……それからA。もう…俺に関わらんといてや。お前がそんなさいてーなやつだとは思わんかったわ。』
ピキっ
あ『望にうちの何が分かんねん。さいてーなやつ?はぁ?いい加減にしてや!!!!!!!!!女遊びしとる望の方がよっぽどさいてーやわ!!!!!!!!!』
あ…。
思わず口を押さえる。
望『ふーん。そんな風に思っとったんや。じゃあええやん。お互い嫌いってことで。もう、帰るわ。』
あ『待っ…!望!!!!!!!!!』
望は振り向かず、家へと歩いてった。
追いかけようとしたけど、流星がうちの腕を掴んで離してくれへんかった。
どうしたらこの涙は止まるの?
もう…終わりや……。
止まることのない涙を流し続けるしかなかった。
36人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のん。 - のんのんさん» ありがとうございます(*^^*)照れます\(//∇//)\感謝でいっぱいです!本当にありがとうございます!こちらこそこれからもよろしくお願いします(o^^o) (2013年7月6日 2時) (レス) id: e57f4aa39a (このIDを非表示/違反報告)
のん。 - みるきゃんさん» ありがとうございます(o^^o)めっちゃ嬉しいです^ ^にやけちゃいますっ!こちらこそ本当にありがとうございます(*^^*)これからもよろしくお願いします(o^^o) (2013年7月6日 2時) (レス) id: e57f4aa39a (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - のん。さん作文能力ぁりすぎですよ!!!めちゃめちゃ感動しました!こんなに感動した小説読んだのゎ久々です。ほんとにぁりがとぉござぃました♪ヽ(´▽`)/これからもぉねがぃします♪ (2013年7月5日 21時) (レス) id: d8307f7430 (このIDを非表示/違反報告)
みるきゃん - すごくよかったです!私も小瀧担なんですがすごく感動して目が腫れるまで泣きました(´;ω;`)本当によかったです!これからもよろしくおねがいします! (2013年7月2日 14時) (レス) id: bd4824118f (このIDを非表示/違反報告)
のん。 - あーたんさん» ありがとうございます!そう言って頂けてほんとに嬉しいです(^^)これからも頑張ります!本当にありがとうございます!!!!!!!!! (2013年6月9日 13時) (レス) id: e57f4aa39a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:のん。 | 作成日時:2013年5月22日 23時