長かった… ページ40
あ『なぁ。望！どこ行くん？』
望『そのうち分かる。』
なんねん。ほんまに。
“嫌い”って言うたり、“関わるな”って言うたり。
あ『なぁ。……うちのこと嫌いなんちゃうの？』
望は黙ったまま。
あ『なぁ！』
望『着いた。』
あ『え…。ここって……。』
そこは、さっきまでうちが居た場所。
雨は小雨になっていた。
望『ブランコ座ろ。』
あ『あ…うん。』
分からへん。
なんでここに連れてきたのか。
もしかしたら、ここで最後にしよう…とか、言われるんかな……。
あ『望!!!!!!!!!』
望『ストップ。』
うちの口に手を当てる望。
望『俺の話…聞いて？』
あ『嫌や。』
望『聞いて！』
あ『嫌や！』
望『A…。ちょっと立って？』
あ『何で？』
望『ええから。』
なんやねん。立ったり、座ったり。
あ『ん。立ったで。』
チュッ
え。
望『Aが、好きや。』
嘘…そんなわけない。
あ『……なんで嘘つくん？……そうやって、望が優しいから…よけい傷つくねん……。期待しちゃうねん……。』
望『期待してええよ。』
あ『からかってるん？仕返し？』
望『なんで、仕返しせなあかんねん。俺は本気や。』
なんでそんな真っ直ぐ見てくるん？
望『まだ、信じられへん？』
あ『ばかぁーーーーー』
うちは望に抱き付いた。
望『俺が、ずっとずっと傍に居るからな。』
あ『…小学校のときもそんなようなこと言っとったで？』
望『え。Aも覚えてたん？』
あ『え。望…覚えてたん？』
望が覚えてくれてたのがほんまに嬉しくて…。
あ『いいとこあるやんっ！』
望『素直になりぃや！可愛くないなぁ〜！笑』
あ『よけいなお世話や!!!!!!!!!』
望『A？』
あ『何？』
望『泣いてるん？』
あ『え？』
あ…ほんまや。
でもこれは、悲しい涙じゃない。
嬉し涙。
あ『嬉しいの！』
望がうちの頭をぐしゃぐしゃする。
望『もう！A…大好きやで。』
あ『うちも、望のこと大好き！』
灯が揺れるブランコでうちと望は何度も何度もキスをした。
望と…思い出の場所で。
望、大好き。
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のん。 - のんのんさん» ありがとうございます(*^^*)照れます\(//∇//)\感謝でいっぱいです！本当にありがとうございます！こちらこそこれからもよろしくお願いします(o^^o) (2013年7月6日 2時) (
レス) id: e57f4aa39a (このIDを非表示/違反報告)
のん。 - みるきゃんさん» ありがとうございます(o^^o)めっちゃ嬉しいです^ ^にやけちゃいますっ！こちらこそ本当にありがとうございます(*^^*)これからもよろしくお願いします(o^^o) (2013年7月6日 2時) (レス) id: e57f4aa39a (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - のん。さん作文能力ぁりすぎですよ!!!めちゃめちゃ感動しました!こんなに感動した小説読んだのゎ久々です｡ほんとにぁりがとぉござぃました♪ヽ(´▽｀)/これからもぉねがぃします♪ (2013年7月5日 21時) (レス) id: d8307f7430 (このIDを非表示/違反報告)
みるきゃん - すごくよかったです！私も小瀧担なんですがすごく感動して目が腫れるまで泣きました(´；ω；｀)本当によかったです！これからもよろしくおねがいします！ (2013年7月2日 14時) (レス) id: bd4824118f (このIDを非表示/違反報告)
のん。 - あーたんさん» ありがとうございます！そう言って頂けてほんとに嬉しいです(^^)これからも頑張ります！本当にありがとうございます!!!!!!!!! (2013年6月9日 13時) (レス) id: e57f4aa39a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のん。 | 作成日時：2013年5月22日 23時
