検索窓
今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:39,174 hit

74 赤井side ページ35

『せきむろ しゅうい』該当者一件



パソコンの画面にそう表示される



それをクリックすると顔写真と共に詳細が見れた



出たのはやはりあの男だった



――


赤榁 秋唯(セキムロ シュウイ)※本名かどうかは不明


孤児院で育った後、警察学校に進んだが警察関係の仕事には就いていない


警察学校では非常に優秀な成績を残している


所属しているとされるのはFBIである


しかし現在は行方不明とされる


これ以上の赤榁秋唯に関する資料は全て破棄された



――



「・・・FBI?」



目を疑った、赤榁秋唯がFBI?



組織の人間では無いのか?しかし彼は今、行方不明



なら別人がなりすましているのか?



そんな事を考えていていると、ガチャと後ろの扉が開く音がする



「何について調べているんだね、赤井くん」



ジェイムズさんだったようだ



「いえ、」



と答えながら横に立ったジェイムズさんを見ると



パソコンの画面を見ながら目を見開いていた

75 赤井side→←73



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
85人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2016年7月8日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。