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「ライ・・・!!」
と声を上げる彼女
正面には確かに車のボンネットにスナイパーを置き迎撃しようする赤井秀一の姿
「OK、ひき殺してやんよ」
俺は思ってもいないことを口に出した
――キュラソーside――
「OK、ひき殺してやんよ」
無表情でそう言ってのけたモヒートは本当にノックでは無いようだ
「キュラソーさん、伏せて!!」
彼の言葉で頭を隠すように伏せる
車は真っ直ぐライのもとへ行くが当たることは無く、
私達が乗っている車のタイヤを撃ち抜かれ、橋から転落
その後の記憶は無い
――モヒートside――
気を失っている彼女を抱えて、水から出る
「くそ、容赦無しかよっ・・・」
キュラソーを置き、服の水気を取る
携帯携帯、と思いながら携帯を取り出す
電源をつけるとちゃんとつく
ベルモットさんに連絡をする
『邪魔が入り、キュラソーさんとはぐれました』
と、打ち送信する
すると早くも返事が返ってくる
内容は、分かったから戻ってこい。とのこと
俺は溜め息をついて、歩き出した
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作成日時:2016年7月8日 20時