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出てきた名前に、バッとこちらを向くキュラソーさん



「・・・貴方」


「心配しなくても、俺はもうノックじゃありませんよ」



昔の話です。と言い笑って見せる



そう俺はもうノックじゃない



「早く済ませましょう」


「ええ」



彼女は五色のカードを出して始まる



俺は周囲を警戒する



案の定、来る公安の人たち



それを殴り伏せる



「行ってください、ここは俺が」


「分かった」



キュラソーさんは走り出す



俺は公安を片付けキュラソーさんの後を追いかけた



見つけたキュラソーさんを立ち止まって見ると安室さんと対峙していた



そして俺の後ろから足音が近付いてくる



「キュラソーさん、行きますよ!!」



窓を割り外に出て、車に乗り込む



キュラソーさんもその後に続いて来る



運転席に座り、彼女が乗るのを確認し素早く発進させる



チラリと横を見るとメールを打つ彼女



しかし、ドンッという音と共に激しく車が揺れる



「しまった・・・!!」



誤送をしたらしい、再び打とうとする彼女に



「危ないですからちゃんと掴まってて下さい」



そう言い、ハンドルを握り直した

66→←64 純黒の序章



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作成日時:2016年7月8日 20時

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