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主軸となる爆弾の解除
これが爆弾すれば連鎖するように仕掛けた
だからこれを処理すれば・・・
「まさか、自分で設置した爆弾の処理をするはめになるとはな」
爆弾の傍にあらかじめ置いておいた工具箱を取りだし解体を始める
「えっと・・・」
ピンセットでコードを掴み切っていく
嫌な汗が出てくる
その汗を拭う
「焦りは最大のトラップだったっけ」
にやりと笑う
やっと終わる、このコードを切れば
そう思った時
カチャンと後ろで嫌な音が鳴った
「鼠はやはりてめぇだったか、モヒート。いや、霧島A」
「ジンさんですね?」
声で認識し、振り返らず最後のにコードを切った
そして手を上げながら立ち上がり振り返った
「残念でしたね。もう爆発しませんよ」
そう言うとジンさんは鼻で笑う
「鼠がいる中で一人の奴に任せると思うか?」
「・・・それもそうですね」
お姉様が仕掛けたのか、くそ
「モヒートてめぇはもう用済みだ」
ジンさんはそう言って俺の足を撃った
「くっ・・・」
俺は膝をついた
「自分の仕掛けた爆弾で死ぬんだな」
ジンさんは動けなくなった俺を担ぎ、別の爆弾のところまで運んだ
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作成日時:2016年6月4日 8時