今日:16 hit、昨日:14 hit、合計:100,088 hit
小|中|大
after66 ページ27
暫くしてパーティーが始まる
特にすることもなく端の方で壁にもたれ掛かる
「暇そうね、モヒート」
「ここではモヒートではありませんよ、シャロンさん」
隣に来たお姉様に声を掛けられる
「じゃあ、何かしら?」
「あれ、言ってませんでしたっけ?俺は霧島ですよ。霧島透、それが俺の名前です」
霧島、その名前を出しただけでピクリと反応するお姉様
「どうかされました?」
そう訊くとハッとするお姉様
「いえ、昔いたのよ。貴方と同じ霧島で、モヒートというコードネームを持った良い仲間がね」
「お姉様がそう言うならさぞ良い人なんでしょね」
にこりと笑ってみせる
お姉様、そう言っただけで疑いの目を一瞬浮かべる
「・・・そうね」
クスリと笑い彼女はどこかに消える
恐らくジンさんのところだろう
俺の報告にでも行ったのかな
ことは順調に進む
後は俺のやるべきことをするまで
ふっと口元歪め、人混みに紛れた
after67 赤井side→←after65 沖矢side
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
324人がお気に入り
324人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2016年6月4日 8時