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40話 安室side ページ42

彼と別れ、自宅に戻り一人の時間を過ごすとともにベルモットと会う約束のために準備をする



そろそろ出なくてはいけなくなり家を出た



チラリと見た彼の家



何で昨日あんなこと言ったんだろうか



『零。そう呼んでくれたら』



昨日のことを思い出すが頭を振り車へと急いだ



ベルモットとの約束の場所に着く



ガチャ


なんの前触れもなく開く車のドア



「時間通りね、バーボン?」


「で、何の用です」



開いたドアから助手席に座った女。ベルモットを見る



「今日、新しい組織のメンバーを迎えに行くのよ」


「新しいメンバー?」


「ええ。もうすぐ時間だから出してくれる?駅前まで」


「分かりました」



駅前に着き、ベルモットは車を出た



暫く待っていると



再び開く車のドア



「遅いですよ」



開いたドアを見ずにそう声をかける



「お邪魔しますね」



と聞き覚えのある声が聞こえた



そして、助手席に座った人を見ようと横を見た



「この人です、か」


「どーも、朝ぶりですね」



そこに座っていたのは彼だった



その後は無言で目的地。アジトへと車を進めた



何故彼が、という疑問を胸に

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作成日時:2016年5月3日 21時

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