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33話 安室side ページ35

僕がノックだと疑われる?



「もう少し先の話になるんでしょうけど、ね」



彼は目を伏せて言った



「そうだ、信じてくれるなら・・・」


『俺がアンタを守ってやるよ』



「え・・・?」



ニヤリと笑い言った



「どう?」



距離を縮められる



彼の顔が目の前にあった



「・・・っ顔、近いです」



顔を逸らし、赤くなったのを隠す



「あら、残念」



何がだ



彼は顔を遠ざけた



心臓に悪い



でも



「本当に守ってくれるんですか・・・?」


「ああ。アンタが守ってほしいならな」


「・・・お願いします」




こんな事でしか近付けない



微妙な距離がもどかしい

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作成日時:2016年5月3日 21時

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