あずき【青赤】「sxpx」 ページ4
青視点
「莉犬くん。」
「へぁ！？な、なに！？」
僕が名前を呼ぶと、肩を震わせる莉犬くん。
結構ビックリしたらしい、箸でつまんでいたあずきを弁当の上におっことしていた。
「それ。」
僕が赤飯を指さすと、莉犬くんは顔をきゅっと赤らめた。
「あずき、嫌いなの？」
「う、うん。」
こくっと頷く。
その姿に、いつもどおり可愛いと感じた。
「僕が食べよっか？」
「え、いいの？」
「うん。」
豆粒をひとつぶひとつぶ丁寧に、僕のお弁当にうつしてくる莉犬くん。
なんで、こんなに真剣なんだ？とは思うけど、やっぱ可愛いからどうでもいいや。
ある程度移し終ると、莉犬くんはにぱっと笑った。
「ありがと、ころちゃん！」
「全然いいよ、むしろ僕、赤飯好きだし。」
僕は莉犬くんの豆粒が入ったご飯を食べ始めた。
ん、やっぱ赤飯うめーな。
「えー、どこがいいの？おいしい？」
「おいひいじゃん。」
飲み込んでから喋りなさいと昔ママから言われた気がするけど、
めんどくさいし、莉犬くんの前だから別にいっか。
「俺はあんま好きじゃないけどなー。」
「僕は好きだよ。」
「へ。」
「ん？どした？」
莉犬くんが間抜けな声を出した。
僕がちらっと顔を見ると、頭をブンブン横に振った。
「な、なんでもない！」
「そう。」
ならいいけどさ。
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翡翠 冬花(プロフ) - 太中が尊いね (8月9日 0時) (
レス) @page7 id: b2b1031b4f (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - あきぷり尊いなぁ(*´ω｀*)めっちゃ食べたい(・∀・)ﾆﾔﾆﾔあと、リクエストいいですか？AMPTAKで、今回ぷりあきだと思うんですけど、次はあきぷりがいいなと…よろしくお願いします！ (8月5日 16時) (レス) @page6 id: e691cfc558 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 好きです。文ストのお話が特に。食べちゃいたいナ☆(←キッッッショ)美味しかったです！(結局食べた) (2023年3月30日 21時) (レス) @page7 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はいどれんじあ | 作成日時：2022年11月25日 2時
