検索窓
今日:14 hit、昨日:9 hit、合計:35,196 hit

16話  鬼の悲鳴 ページ20

「ギャアアアア、ギィヤアアアア!!」

夜も明け始めた頃、いきなり悲鳴が聞こえた。

...何事!?

慌てて振り返ると、鬼の頭が燃えていた。

...まさか、日光?

鬼は燃え尽きて灰になっている。そりゃあ禰豆子が日光を嫌がり、モグラみたいになる訳だ。

すると、天狗さんが立ち上がった。

「儂は鱗滝左近次だ。義勇の紹介はお前で間違いないな?」

...義勇って、誰?どっかで聞いた事ある様な...

とりあえず、天狗さんもとい、鱗滝さんは炭治郎と話しているので、口を閉じておく。

「は、はい。竈門炭治郎と言います。妹は禰豆子で...」

「炭治郎、妹が人を喰った時、お前はどうする」

ほんの一瞬の沈黙が流れた後、パンと乾いた音が響き、頬に痛みが走る。

「判断が遅い」

...鱗滝さんって誰と話してたの?なんか私も巻き添え食らったんだけど、私にも話し掛けてたの?

頬を押さえながら混乱する私をよそに、話は進む。

「お前はとにかく判断が遅い。朝になるまで鬼に止めを刺せなかった。今の質問に間髪入れず答えられなかったのは何故か?お前の覚悟が甘いからだ」

...私が巻き添えで叩かれた事は無視なのね。そういえば、前にもこんな感じで忘れられてた事あった気がする。

17話  ついて来い→←15話  埋葬にて



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 逆ハー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アリス - ミライノミチさん» ありがとうございます。とても励みになります。そのうち恋愛を増やしていくので、待って頂けたら泣いてバック転して喜びます。 (2020年11月23日 17時) (レス) id: e28dd41caa (このIDを非表示/違反報告)
ミライノミチ - 面白いです。いつも更新楽しみにしております。これからも頑張ってください。 (2020年11月23日 14時) (レス) id: 6244c3b093 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アリス | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/EHL/  
作成日時:2020年10月17日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。