何もない31 ページ31
及川side
A「いい加減にしてよ!!!!」
物凄い勢いで体育館の扉が開いたかと思えばAが今まで見たことないような剣幕でそう言った。
A「私は誰のことも好きじゃないし誰とも付き合わない!!!!!!」
そう言われてみんな我に返って黙り込む
及「あ、…えと、」
岩「悪ぃ…」
A「はぁ…、もう片付けよ。」
及「A…ホントにごめん。」
俺すげーかっこ悪いや…
ていうか全員Aに振られたじゃんか今の…
岩ちゃんの方をチラリと見ると、岩ちゃんもきまり悪そうな顔で床に散乱しているボールを拾い集めている。
A「もー、松川と花巻は何？及川と岩ちゃんのこと抑えられなかったわけ？」
松「いや、別にそういう訳では…」
松「つい、俺らも感化されたっていうか…」
A「はぁ？…やばばは？」
矢「…ここにいます。」
体育館の隅にいた矢巾がそう言った。
どうやら喧嘩をしていた俺らの方に近づけなかったらしい。
及「そういえば、国見ちゃんは…？」
そう言った瞬間Aが苦い顔をした。
A「あいつ…。金田一、体育館倉庫見てきて」
金「あ、うす。」
何があったんだ？
金田一が体育館倉庫に走っていく。
しばらくしてでてきたが国見はいない。
金「Aさん、国見のやつ、いじけて出てこないんすけど…」
A「…無理やり引っ張り出してきて」
Aは顔をしかめたままそう言った。
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りみ(プロフ) - コメントありがとうございます！( っ_ _)っ)）そう言っていただけて嬉しいです！「確かし」っていうのは実はわざとで、私自身もよく使ってる若者言葉みたいなもので「確かにそうだし」っていう言葉の略なんです笑 もしかしたら古いかもしれません... (2019年10月17日 17時) (
レス) id: b038bdc888 (このIDを非表示/違反報告)
はい - 何もない6のところで『確かし』になってました。勘違いだったらすみません あととても面白いです！ (2019年10月17日 16時) (レス) id: d7ccb84d9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りみ | 作成日時：2019年8月8日 0時
