何もない29 ページ29
貴方side
及「はぁ…。そもそも岩ちゃんが誤解させるようなことしたからこんなことになったんだよ。」
及川がわざとらしく大きなため息をついてそう言った。
岩「なっ、だからあれは何もなかったって今さっき言っただろ!」
及「だとしても、そのせいでA泣いてたんだから!尚更岩ちゃんにAのこと任せられるわけないでしょ!!」
は?こいつら何言ってんの????
何が始まった??
岩「っお前…!!なんでそんないきなりムキになってくんだよ!決めんのはAだろーが!」
花「ちょ、お前ら急に何だよ…!一応部活中だぞ!」
松「落ち着けって」
えぇちょっと待ってよなにこれ私のせい??
ええと…なんて言えばいいんだっけあの、あれだよね、あれ…
「私のために争わないでっ…!!」
って言おうとしたら国見に腕を掴まれた。
国「こんなとこいてもうるさいだけなんで、あっちに避難しましょ?」
貴「国見ぃ…」
助かった。マジで助かった。国見よありがとう。
花巻たち頑張って鎮めてくれよ…グッバイ。
国見は私の腕を掴んだまま体育館倉庫の方に向かった。
控えめな音で開いたそのドアの向こうに入ったかと思えば
ガチャッ
貴「えっ?」
振り向こうとした矢先後ろからガバッと国見が覆いかぶさってきた。
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りみ(プロフ) - コメントありがとうございます!( っ_ _)っ))そう言っていただけて嬉しいです!「確かし」っていうのは実はわざとで、私自身もよく使ってる若者言葉みたいなもので「確かにそうだし」っていう言葉の略なんです笑 もしかしたら古いかもしれません... (2019年10月17日 17時) (レス) id: b038bdc888 (このIDを非表示/違反報告)
はい - 何もない6のところで『確かし』になってました。勘違いだったらすみません あととても面白いです! (2019年10月17日 16時) (レス) id: d7ccb84d9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りみ | 作成日時:2019年8月8日 0時