何もない13 ページ13
貴方side
練習のときの岩ちゃんは普通すぎるくらいいつもと変わらない。
岩ちゃんいつの間にポーカーフェイスを会得したのよッ!!
マネージャー業をしながら岩ちゃんを注意深く見る。
すると岩ちゃんが視線に気づいたのかこちらを振り向いた。
私はすかさず手に持っていたバインダーを見る振りをする。
岩(…?なんかさっきから視線感じるんだよな…気のせいか?)
貴(岩ちゃん…!何がなんでも秘密を暴くんだからね!覚悟しなさいよ!)
及「A〜、テーピング替えて〜。」
貴「え、あ、はいはい。ちょっと待って。」
まぁ、部活だから今くらい岩ちゃんから目離しても大丈夫か。
及川が私に手を差し出す。
新しいテーピングに替えてあげると及川は喜んで戻ってった。
犬かよ。
あぁー、犬とか考えたら犬欲しくなってきたじゃん!
ハッ、いけない。岩ちゃん監視しなきゃ。
岩ちゃんは今スパイク練をしてる。
何だこの人全然いつもと同じじゃないか。
くそぅ、リア充になっておいて…
はぁ…タオル洗濯機に入れてこよ。
私はみんなの使用済みタオルを運動部共有の洗濯機に入れにいくことにした。
岩「なぁ、なんか今日のA変じゃねぇか?」
及「え''っ、いきなり何さ。もう、いつもと同じだよ。」
岩「…そうか。ならいい。」
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りみ(プロフ) - コメントありがとうございます!( っ_ _)っ))そう言っていただけて嬉しいです!「確かし」っていうのは実はわざとで、私自身もよく使ってる若者言葉みたいなもので「確かにそうだし」っていう言葉の略なんです笑 もしかしたら古いかもしれません... (2019年10月17日 17時) (レス) id: b038bdc888 (このIDを非表示/違反報告)
はい - 何もない6のところで『確かし』になってました。勘違いだったらすみません あととても面白いです! (2019年10月17日 16時) (レス) id: d7ccb84d9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りみ | 作成日時:2019年8月8日 0時