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101.これは… ページ7
貴方side
ついに来てしまった。
小学生振りの遊園地ー八木山ベ〇ーランド
嫌な思い出があると言えばある。
まぁ、…及川だし、楽しむか。
及「よしっ、じゃ今日は楽しもう！」
未だに手は繋いだまま。
貴「ちょっ、ゆっくり…！」
いきなりはしゃぎだす及川をべしっと軽くたたく。
及「っごめんごめん。ついAと来れるの嬉しくてさ。」
にへらと笑ってこっちを向く及川になんとなくドキッとしたのは黙っておこう。
貴「で？最初は何に乗るの？」
及「ん〜、あれは？」
貴「え''っ、」
及川が指さしたのはパイラット。
所謂バイキングだ。
物凄い勢いで稼働している。
え、ちょ、仮にもデートで最初からあんな激しいの乗る?!
及川とかもっと可愛こぶって全然絶叫乗らないと思ってたよ?!
及「よし、行こー！」
私の意見など聞かずにグイグイと私を引っ張っていく及川。
貴(あぁ、お母さん、私今日命日かもしれない…)
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作者名：りみ | 作成日時：2016年12月27日 12時
