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輝 優vs爛 その言葉、疑うか信じるか ページ13

〜輝視点〜


そして優との会話が一区切りついた頃




誰かの足音が聞こえてきた



「…誰か来る」




確認した訳じゃないけど多分この辺りにはもう一般人は居ないはず


多分ザケンナーが襲撃してきた時に避難していたと思うし



…となると誰だ?






「あなた達ね…プリキュアは」



?!



振り向くと



私達と同じ年頃の女の子……と何故かクーがいた



そういえばクーの存在忘れてた……

いつからいなかったっけ…
というか気づかなかった…ごめん…





「クー!!どこ行ってたの?!

それにその人……」



優もクーがいないの知らなかったのか…それとも知ってて言わなかったのか





「やっとご対面…ね


私はキュアダークフレイム…真紅爛よ」




やっぱりプリキュアか…





「真紅…爛…!」




優はその名前を復唱すると私を庇うように前に立ち彼女を睨む


その姿勢を取っているということは、おそらく敵だろう…




「輝を…どうするの…?」




「名前を聞いた瞬間目付きが変わって…

その態度…私を知っているようね


つまりあなたがキュアテンダー…



まあ…まずは質問に答えるわ



七虹輝には何もしない



今の状態で聞いてくれるか分からないけど…澪を助けてほしいの」



「澪……!」


優はその名前にも聞き覚えがあるらしい



「そう…黒澤澪


私が一番慕ってる人


そして輝を誰よりも想い、輝を生き返らせるためだけに戦っている人……


あなた達に分かりやすく言うとファイターカルテットのマスターね

まあ、あの4人も澪の分身のようなものだけど」


真紅爛という少女はそう語る









爛は思う

キュアテンダーが見せた反応は確かに正しい


今まで敵と思っていた人からの依頼だもの

しかも初対面で




優「どうして…私達に…?」




「今は…プリキュアにすらなれないから…」



輝&優「えっ……」



「この妖精に会うまで、私はロストギアを使おうとする澪を止めるために戦っていた…


けど私には止められなかった…結局カードも澪が手に入れてしまって



それでも私は…澪を助けたい!

そう思ってここに来た…


かつて起きたロストギアの悲劇を…悪夢を繰り返さないために






…まあ、この話を信じるかどうかは任せるけど」



そう付け足し爛は寂しそうな笑みをこぼす







優は少し考えやがて結論を出した








「信じるよ


聞いてて感じた…


あなたの言葉に嘘はないって」

愛しみ─かなしみ─に沈む者→←輝の願い



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設定タグ:オリキュア , プリキュア   
作品ジャンル:アニメ
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ニチアサ大好き(プロフ) - 雪華さん» ごめんなさい、知らないです (2020年10月17日 22時) (レス) id: f2da55ccdf (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - ツイステは知ってます? (2020年10月17日 19時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
ニチアサ大好き(プロフ) - 星猫さん» ごめんなさい、よく知らないです… (2020年7月13日 18時) (レス) id: f2da55ccdf (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - トランスフォーマーprimeは知ってます? (2020年7月13日 18時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ニチアサ大好き(プロフ) - そうですね、ハマったこともあり参考にしたかもしれません (2019年1月31日 20時) (レス) id: 4a4d7842a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ニチアサ大好き | 作成日時:2016年6月13日 14時

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