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慶「何で一緒にいるの?」

眉間に皺を寄せて挨拶もせず聞いてくる


優しそうな綺麗な顔が台無しだよ、小山


成亮「何でって…偶然会ったから?ね?A」

A「う、うんっ」

小山「…マフラー、シゲの?」

成亮「そうだよ」

小山「……そうなんだあ! てっきりシゲ人見知りなのかなあと思ってたけど案外社交的なのね!!」



笑りやすく作り笑顔を浮かべる小山


成亮「人見知りだよ笑、けどAは普通に話せんだよな」

小山「…へぇー」


A「学校遅れちゃうよ…?」

成亮「やっべ!あと5分で電車来るぞ!走ろう!」


小山「あっうん」


小山のスタートが少し遅れたので
隙を付いてAの手を引っ張る


小山「っ!」

成亮「間に合うかな」


だけどここで1つ忘れていた事が。


俺運動ダメじゃん、足おっそいじゃん


小山「シゲ!遅いよ!」

成亮「っごめ…ハァハァッ…」


小山に時折急かされながらも電車に間に合った


A「ふふふ、成亮くん運動苦手なんだね?笑」

成亮「うん、唯一できない」

小山「唯一とか言っちゃったよ笑」

成亮「だって俺勉強も出来るしそれなりにモテるもん。」

A「そんなかんじする!笑」

小山「まあ勉強出来なかったらうちの高校はいれないもんね」

成亮「そうそう、それで思ったんだけどさ。手越とまっすーって頭良いの?」

A「頭悪そう?笑」

成亮「うん、ちょっとね笑 髪色派手だから」

小山「手越は良い方だよ、まっすーはちょっと頑張って入学したけど」

成亮「へえ…」

A「もうそろそろテスト週間だから勉強しないとね」

成亮「そうなんだ」

小山「転入してすぐテストってやだね笑」

成亮「ほんとだよ笑 そういえば、小山たちって部活やってないの?」

小山「俺は野球部入ってたけど引退したよ、もう3年の冬だからね」

成亮「あ、そっか。 テゴマスは?」

小山「手越はサッカーでまっすーは水泳だけど、最近まっすー部活行ってないなぁ…」

成亮「何で?」

小山「わかんない、寒いからじゃない?笑」

A「有り得そう笑」

成亮「ふーん…」

A「成亮くんは部活入らないの?」

成亮「…Aは何か入ってんの?」

A「うん!茶道部入ってるよ〜 まあ、週に一回しかないんだけどね笑」

成亮「男子いる?」

A「いない…かな?」

成亮「そっかぁ、じゃあどこも入らないかな」

A「えっ」

小山「シゲ、もしかして」

成亮「あ、着いたよ。降りよ?」



…いい事思いついちゃった。

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作者名:えくれあ。 | 作成日時:2017年11月4日 22時

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