. ページ19
Aside
名前)『侑李……』
チッチッチッチッ…
部屋に響くのは時計の秒針の音と
私のすすり泣く声だけ。
どうしてこうもすれ違うのか。
神様の悪戯?気まぐれ?
もうこんな生活やだ…
侑李と…愛する人と同じ家にいるのに
話せないなんて…。
これならまだ遠距離恋愛とかの方が
マシな気がする。
電話をすれは相手の声が聞けるし…。
侑李はどう思ってるのかな?
もう私の事なんてどうでも良くなっちゃった
のかな…?
‘‘ 今日は久しぶりに2人で話せるね ”
そう書いた手紙を朝、テーブル置いた。
そして起きるとテーブルにその手紙は
見当たらなかった。
つまり侑李は手紙を読んだという事。
それでもこんなに遅くなるって事は
やはり見放されてしまったのかもしれない。
A『こんな事になるなら深夜にシフト入れたりしなきゃ良かった…』
そうすればもっと話せただろうに。
.
.
.
『…A…A』
A『ん…』
色々、考え事をしていたら疲れて
眠ってしまっていたみたいだ。
『やっと起きた〜』
A『え…侑李…?』
侑李『おはよ、A』
私の目の前で笑顔を向けてくれて
居るのは、確かに侑李だ。
見放された訳じゃなかったんだ…。
そう考えると思わず涙がこぼれ落ちる。
A『うぅ、侑李…会いたかったよ』
侑李『ごめんね、遅くなって』
そういってフワッと抱き締めてくれる侑李。
時計を見ると朝の4時になっている。
侑李『ライブの会議が白熱しちゃって、会議を始めた時間も結構遅かったから…本当にごめんね。さみしかったよね』
A『うん…侑李は私の事嫌いになっちゃったかと思って…もう帰って来てくれないかもって思ってた…』
侑李『…Aをそんなに思い詰めさせちゃうなんて、僕は彼氏失格だね…。でもこれからはそんな想いさせないように頑張るから!』
A『…侑李』
侑李『だから、そんな顔しないで?』
A『うん…。私、侑李の事信じられてなかった…。私も彼女失格だね。』
侑李『お互い様って事で、これからは2人の時間をつくれるようにしよう。お互い』
A『うん…!』
侑李『じゃあ、中途半端な時間だけど寝よっか』
A『うん』
久しぶりに侑李の腕に包まれて
眠る事が出来たAだった。
.
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←侑李王子
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーHey!Say!JUMP
伊野尾慧
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ジーツ(プロフ) - パス解除しましたよ! (2015年10月14日 23時) (レス) id: 19c2fc07ca (このIDを非表示/違反報告)
ジーツ(プロフ) - 今、すごく中途半端なのでキリが良いところでパス解除します!テスト期間中なので中々時間がなくて…。少々お待ちを!有瀧さんの参考にさせていただきながら作ります! (2015年10月13日 19時) (レス) id: 19c2fc07ca (このIDを非表示/違反報告)
有瀧マナ。(プロフ) - シンデレラと狼さんのパス、教えて下さい! (2015年10月13日 17時) (レス) id: f9a21a3a1f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ジーツ x他1人 | 作成日時:2015年8月24日 10時