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Aside




名前)『侑李……』




チッチッチッチッ…


部屋に響くのは時計の秒針の音と


私のすすり泣く声だけ。


どうしてこうもすれ違うのか。


神様の悪戯?気まぐれ?


もうこんな生活やだ…


侑李と…愛する人と同じ家にいるのに


話せないなんて…。


これならまだ遠距離恋愛とかの方が


マシな気がする。


電話をすれは相手の声が聞けるし…。


侑李はどう思ってるのかな?


もう私の事なんてどうでも良くなっちゃった


のかな…?


‘‘ 今日は久しぶりに2人で話せるね ”


そう書いた手紙を朝、テーブル置いた。


そして起きるとテーブルにその手紙は


見当たらなかった。


つまり侑李は手紙を読んだという事。


それでもこんなに遅くなるって事は


やはり見放されてしまったのかもしれない。


A『こんな事になるなら深夜にシフト入れたりしなきゃ良かった…』


そうすればもっと話せただろうに。





.
.
.





『…A…A』


A『ん…』




色々、考え事をしていたら疲れて


眠ってしまっていたみたいだ。




『やっと起きた〜』


A『え…侑李…?』


侑李『おはよ、A』




私の目の前で笑顔を向けてくれて


居るのは、確かに侑李だ。


見放された訳じゃなかったんだ…。


そう考えると思わず涙がこぼれ落ちる。




A『うぅ、侑李…会いたかったよ』


侑李『ごめんね、遅くなって』




そういってフワッと抱き締めてくれる侑李。


時計を見ると朝の4時になっている。




侑李『ライブの会議が白熱しちゃって、会議を始めた時間も結構遅かったから…本当にごめんね。さみしかったよね』


A『うん…侑李は私の事嫌いになっちゃったかと思って…もう帰って来てくれないかもって思ってた…』


侑李『…Aをそんなに思い詰めさせちゃうなんて、僕は彼氏失格だね…。でもこれからはそんな想いさせないように頑張るから!』


A『…侑李』


侑李『だから、そんな顔しないで?』


A『うん…。私、侑李の事信じられてなかった…。私も彼女失格だね。』


侑李『お互い様って事で、これからは2人の時間をつくれるようにしよう。お互い』


A『うん…!』


侑李『じゃあ、中途半端な時間だけど寝よっか』


A『うん』




久しぶりに侑李の腕に包まれて


眠る事が出来たAだった。




.

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ジーツ(プロフ) - パス解除しましたよ! (2015年10月14日 23時) (レス) id: 19c2fc07ca (このIDを非表示/違反報告)
ジーツ(プロフ) - 今、すごく中途半端なのでキリが良いところでパス解除します!テスト期間中なので中々時間がなくて…。少々お待ちを!有瀧さんの参考にさせていただきながら作ります! (2015年10月13日 19時) (レス) id: 19c2fc07ca (このIDを非表示/違反報告)
有瀧マナ。(プロフ) - シンデレラと狼さんのパス、教えて下さい! (2015年10月13日 17時) (レス) id: f9a21a3a1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジーツ x他1人 | 作成日時:2015年8月24日 10時

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