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涼介王子 ページ15

涼介side




俺の彼女は…



あい『ふぇ〜い!タッタラッタター♪』



ガンッ!!



あい『っ!小指打った〜』



バカだ。



あい『ふぇ〜、涼介〜痛いよ』



涼介『ホントに…そそっかしいな〜もう』



いつも何かあると俺の所に泣きついてくる。

そんなあいを甘やかしてしまう俺も俺だが…



涼介『よしよし、痛かったね』


あい『ふぁ!涼介!』


涼介『んぉ、何?』



突然叫ぶあい。

何かと思えば…

グーっと盛大に鳴るあいのお腹。



あい『ご飯作って〜涼介』


涼介『語尾にハートをつけるな』



と言いながらも足がキッチンへ向かっている

俺。



トントン、トントン…

キッチンにリズム良く鳴り響く音。

その音がよほど心地良かったのか、

ソファでウトウトしているあい。



グツグツ…

その数十分後、鍋で食材を煮る段階に入り

少しあいの様子を見にソファへ行く。



すると、大きなクマのぬいぐるみを抱き締め

ながらスヤスヤと寝ているあいがいた。



涼介『お腹減ったとか言ってたくせに…』



少し呆れながらあいの体に優しく毛布を

掛ける。



あい『んぅ…』


涼介『ヤベ、起きたかな』



あいの顔を覗き込んだがまだ夢の中に

いるようだった。

こう見るとあいは…美人ではないな…うん。

美人というのは比率とかなんとかそういうのが

あるらしい。

残念ながらあいはそれに適応していない。

これは決して‘‘ディスっている”訳ではない。

あいは美人じゃない。‘‘可愛い”んだ。

この目、唇、少しぷにっとした頰。

全てが俺の理想通りだ。

勿論、理想通りなのは顔だけじゃない。

バカだけど、人を思いやる親切な心と

周りを癒す力をもっている。

そんな所に惚れたのかも、しれない。

そんな事を考えていると…

ブクブクブクブク



涼介『あっ!鍋!』



カチッ

キッチンへ走っていってコンロのスイッチを

切る。



あい『ん〜、涼介?』


涼介『ごめん、起こしちゃった』



慌ててキッチンへ行ってしまったので

気持ちよさそうに寝ていたあいを起こして

しまった。すると…



あい『んー…ちゅーしてくれたら許す』



普段は言わないような事を言い出したので

驚いて動きが止まる俺。



あい『はやくー』



足をバタつかせながら言うあい。

そんなあいにソファの後ろからあいの顔を

覆うようにキスをする俺。



あい『ふふ、許す!』



なんだか終始振り回されている俺であった。

大貴王子→←.


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ジーツ(プロフ) - パス解除しましたよ! (2015年10月14日 23時) (レス) id: 19c2fc07ca (このIDを非表示/違反報告)
ジーツ(プロフ) - 今、すごく中途半端なのでキリが良いところでパス解除します!テスト期間中なので中々時間がなくて…。少々お待ちを!有瀧さんの参考にさせていただきながら作ります! (2015年10月13日 19時) (レス) id: 19c2fc07ca (このIDを非表示/違反報告)
有瀧マナ。(プロフ) - シンデレラと狼さんのパス、教えて下さい! (2015年10月13日 17時) (レス) id: f9a21a3a1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジーツ x他1人 | 作成日時:2015年8月24日 10時

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