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(名前)side
朝起きると、知らない家のベットの上に寝ていた
あ、そうだ、増田くんの家だ
昨日ソファーの上で寝ちゃったんだよね
運んでくれたのかな･･･
少しだけ軽くなった体をおこし、リビングに行くと増田くんが寝ていた
増「んっ、んぅ･･･、あ、おはよう」
「すみません、おこしました？」
増「大丈夫だよ
あ、学校に電話しなきゃ」
私は私立に通っているので、学校名を教えて、ネットで番号を調べてもらう
増「お、ここ偏差値いいじゃん」
･･･まぁ、そこそこね
「あ、昨日はありがとうございました
帰りますね･･･」
増「･･･だめ
まだ熱下がってないでしょ
今日おれOFFだから、ね？」
「･･･すみません」
この人なんでこんなに私のことわかるんだろ･･･
「増田くんって、食べ物何が好きですか？」
増「餃子だけど･･･なんで？」
「いや、お礼に作ろっかなぁって」
増「まだ熱あるんだから寝てな？」
「でも･･･」
増「じゃあさ、お礼のかわりにさ、
･･･貴久って呼んで？」
「え･･･」
増「呼ばないならお礼なしだねー笑」
「っ、呼びます、はい」
増「あと敬語なーし」
「･･･わかりましたよ」
なんか、のせられてるきがするのは気のせい･･･？
まあいっか
「･･･貴久･･･さんっ？」
増「･･･笑」
「･･･はい？」
増「いや、呼び捨てで笑」
「はい･･･あっ、うん」
増「いいこ」
そう言って私の頭をなで、ソファーに連れてって寝かしてくれた
･･･かっこいい
わたし、貴久に恋してる
たしか、30歳だよね
16歳も年上の人に恋した･･･
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作成日時：2017年5月23日 15時
