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(名前)side
慶ちゃんは、家まで貴久を連れてきてくれて、色々やってから帰ってった
色々っていうのは・・・
例えば、
お腹が痛くてうずくまってる貴久を着替えさせてくれたり、
気持ち悪くなっちゃったとき用に洗面器を出しておいてくれたり
結構助かった
増「はぁっ、ふっ、・・・ったい・・・」
私も部屋着に着替えて、貴久が寝ているベットルームにいくと、ベットでうずくまって辛そうにしていた
だから、黙って近くに行って、お腹をさすりながら手を握った
増「(名前)・・・?」
「そうだよ
辛いね、どうしちゃったんだろうね・・・」
分かってる
多分疲れからくるもの
最近すっごく忙しかったもんね、貴久・・・
増「んっ・・・ふぅっ・・・」
少しずつ、握る貴久の手に力がはいる
痛みもどんどん強くなっちゃってるかなぁ
やっぱ昨日のうちに病院連れてくべきだったのかな・・・
って、私も体調悪くて寝てたけどさ笑
もうこの時間だから病院あいてないしな・・・
そんなこと考えながらずっとお腹をさすってあげてたら、知らないうちに寝てたみたい
「んぅ・・・」
すると、おっきい手が、私の頭の上に乗った
「貴久・・・
起きてたの?」
すると、貴久はすっごい笑顔になった
増「うん
おはよ(^^)」
「もう大丈夫なの?」
増「大丈夫だよ
ありがとね」
「本当に?」
増「ほんと
今日学校でしょ?」
「あ、そうだ!」
増「着替えておいで」
「うん!
あ、今日お休みならゆっくりしてなよ?」
増「はーい」
この2日間、色々あったけど、貴久も治ってよかった〜
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作成日時:2017年5月23日 15時