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手越side
さっき会ったときは全然大丈夫そうだったのに、まっすーどうしたのかな・・・
まっすーの家に行くと、すでに慶ちゃんは来ていたみたい
加「お、手越
まっすーさ、ずっと吐いちゃってるからみててやってくれない?」
手「おっけー
慶ちゃんは?」
加「(名前)ちゃんのとこにいるよ」
寝室をのぞくと、お昼にあった時と比べ物にならないくらい辛そうにしてるまっすーがいた
これじゃ、シゲ一人じゃ大変だわ
自然と、手が背中に伸びる
手「大丈夫?」
増「て・・・ごし・・・?」
手「そうだよ
どうしたの」
増「わかんないっ
はぁっ、おえっ」
手「気持ち悪いの治らない?」
増「なんか・・・、めまいがして、きもちわるくなって・・・、きもちわるいの、なおらない・・・」
手「そっか・・・」
その時、それまでは起き上がっていたまっすーだったが、背中を摩っていた俺の手に急に体重がかかってきた
手「・・・っと
大丈夫?」
増「ごめん・・・」
手「俺は大丈夫だから
1回横になろっか」
増「ん・・・
ありがと」
それでもやっぱり吐き気はおさまらないみたいで、横になってもずっと辛そう
増「ね、手越・・・
俺さ、(名前)が辛い時に助けてやらないのに、彼氏とか、保護者なんて言ってていいのかな・・・」
手「逆になんでだめなの?
(名前)ちゃんは、ひとりで暮らしてて、1番辛くて寂しい時に、まっすーに助けられたと思うよ?」
増「そうかなぁ」
手「これからも沢山支えてあげればいいじゃん
俺らがいる時は、頼ってくれていいんだから
(名前)ちゃんは俺らの大切な妹だよ?」
増「そうだよね・・・
ありがと」
そのまま、まっすーは寝てしまった
さて、(名前)ちゃんはどうかな
和室に行ってみよ
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作成日時:2017年5月23日 15時