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加藤side
いつも、よく食べるまっすーが、あとで食べるなんて言うから、絶対具合悪いんだろうなと思って、寝室をのぞくと、
案の定、辛そうにして横になっていた
喋る時もずっと目をつぶって腕で覆ったまま
こりゃやばいな・・・
めまいと頭痛で、最悪気持ち悪くなったりするからな・・・
加「ねえね、(名前)ちゃんどこに寝かせる?
ここがいい?」
増「ここはや・・・」
そうだよね、彼氏が弱ってんの見せたくないよな・・・
加「じゃあリビングとか和室とかに寝かせとくね
あ、洗面器とかある?」
増「え、あー
えっと、洗面所の棚・・・」
加「おっけー
ありがと」
洗面器をもって、それを寝室にもって戻る
加「気持ち悪くなったりしたら呼んで?
むりだったら、ここに洗面器置いとくから」
増「ん・・・」
そして、リビングへダッシュ
そこには、ソファーでぐったりと横になってる(名前)ちゃんが
加「熱上がってきちゃったね・・・」
「ん・・・
たかひさは?」
加「まっすーもね、ちょっと具合悪いみたいだから、寝かしてあげて?」
「え・・・
だいじょぶなの・・・?」
加「俺今日泊まるから、(名前)ちゃんは、自分の体調のことだけ考えて?」
「ん・・・」
加「熱はかろっか」
(名前)ちゃんが熱をはかってるあいだに、急いで和室に布団を引く
「はかれたよ」
そう言って差し出してきた体温計には、38度8分
と書かれていた
加「下がらないね・・・
和室にお布団引いたから、行こ?
・・・立てる?」
「うん・・・」
なんとか立った(名前)ちゃんだったが、ふらふらしてて危なっかしいので、俺が支える状態に
とりあえず、和室の布団に寝かしてあげた
加「ちょっとまっすーのとこ行ってくるから待ってて?」
「ん・・・」
寝室に行くと、まっすーは洗面器に顔をうずめていた
加「おおっと、大丈夫?」
急いで駆け寄って背中をさする
増「はぁっ、おえっ」
やっぱ気持ち悪くなっちゃったか・・・
ちょっとやっぱり2人を別の部屋で見るのは無理があるな・・・
でもな・・・
同じ部屋にして、頭に響いちゃったり、貰っちゃって気持ち悪くなるのはかわいそうだわ・・・
今日あいつら暇かな・・・
背中をさすりながら、グループメールを開く
加:小山ー、手越ー
暇ー?
手:暇ー
小:今仕事終わったよ
加:まっすーの家これる?
2人とも体調崩しちゃって・・・
手:おけー
小:はーい
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作成日時:2017年5月23日 15時